きみの夢を教えてよ

8割オタク、2割ネクラ

擲り書き

 

 

らじらーサタデー21時台卒業

 

覚悟していたつもりだった。
でも、涙がとまらない。

 

そもそも、ジャニーズJr.が毎週生ラジオをやれる事は当たり前のことではなく、ずっと続けてくれなんて そんなわがままなことは言えない。


ましてや、自分の応援してる人のお仕事が最終回を迎えてしまうとき いつだって誰だって悲しい。だから「仕事なんてそういうものだよ」「いつまでめそめそしてるの」と呆れられてしまうかもしれない。

 

でも、わたしにとって、優斗くんのらじらーサタデーは特別だった。

 

 


♢運動会で初めて髙橋優斗くんを知り、気になったとき。Jr.担の友人に報告したら真っ先に勧められたのがらじらーだった。

 

らじらーは優斗くんの人柄、性格、考え、すきなものや苦手なもの、家族の話やファッション事情までなんでも教えてくれた。優斗くんまるわかり辞書のようなものであり、同時に、日々の成長を記したアルバムのようなものだった。


すぐに優斗くんのことも、らじらーのことも、それから安井くんのこともだいすきになった。

 

 

♢Jr.の現場は全然チケットが取れないし、会えない期間が続いても心折れずに優斗くんのオタクができたのは、毎週末 優斗くんの生の声を聴けたからで。ズボラなわたしにとって、毎月数多くの雑誌を隈なく読んだりしなくても 最新の優斗くんのことが分かるのはとてもありがたいことだった。


だから わたしが優斗くんをすきになれたこと。いまもこうして だいすきでいられること。間違いなく、らじらーサタデー21時台のおかげ。

 

 


♢優斗くんを応援していて 嬉しいことや悔しいことがたくさんあった。1人では消化しきれない想いもたくさんした。それでも、土曜日になればいつも、優斗くんが自分の言葉で 1つ1つ 噛みしめるように 想いを伝えてくれるのがうれしかった。小さな声で「負けへんで」と言ったあの日のこと、ララリラについて話した日のこと、「誰がどこにいても輝けるグループに」と抱負を語ってくれた日のこと、どの回も宝物で、一生忘れない。

 

 

 

♢だれもわるくない。わかってる。

だから、くやしいうらめしい気持ちはあるけれど 怒ってないし 嫌いにもなれない。

 

 

 

♢3月30日を迎えるのがこわい。
どんな顔してきけばいい。誰かそばでささえてほしい。


いっそ、30日が来るまえに死んでしまいたいとさえおもう。

そのくらい、らじらーサタデーはわたしという人間の一部だった。

 

 

でも、3月31日になっても優斗くんはジャニーズJr. HiHi Jetsの髙橋優斗くんで 4月からはアニメの主題歌だって担当する。しねない。くるしい。

 

 

もっともっと高く跳べ。
こんなに大事で大切で愛おしい空間を手放さなければならないのなら。
踏み台にして思いっきり蹴りとばして、高く高く飛んでゆけ、